• 2022年10月17日(月) 17:33

    「SDGsや異文化間理解」を考える

    皆さんご存知のように、SDGsは、「だれ一人取り残さない、持続可能な未来をめざす 17の開発目標を掲げ」全世界で取り組まれています。


    大学生協でもグローバルな体験の提供や視野を広げ異文化を理解する企画として「シドニー異文化体験ツアー」などの取り組みを行っています。学生時代に、グローバルな体験をすることや、異文化を理解し世界的な規模での視野をもつことは、以前よりさらに重要性を増してきています。

    就職活動の中でも、「こういった体験やそこからの学び、視野の広さなど」を問われることが増えています。この背景を考えてみましょう。

    一つ目には、現在の地球上の問題が1つの国や地域だけでは、解決できないテーマばか りになっていることです。

    球環境問題や気候変動の問題。食糧問題や貧困の問題。
    核兵器や軍縮の問題。そして、新型コロナウイルスのような世界的パンデミック問題。など世界的連携が不可欠です。

    二つ目には、情報通信技術は発達して、グローバル化がさらに進展し、経済的なつな がりも国や地域をこえて強よまっていることです。

    クライナでの戦争が、世界中の食料問題や資源問題、物流への影響などリアルタイムで私たちの生活も直撃する状況になっているわけです。

    三つ目には、少子高齢化がすすむ日本において、地方創生をかんがえる時、海外との 交流を考えることは、必要不可欠になっている状況です。

    海外からの労働力の受け入れや地域企業がアジアを中心に販路を拡大することなどを、都道府県行政や地方金融機関などが全面的に支援することになっています。そこで、海外赴任はないと思い就職した地方公務員や地方銀行職員の方が現実には海外駐在などされている状況があります。

    この様に、現代社会では、「ローカルな場で活躍する人材」であっても、「グローバル な視野や体験」は不可欠であり、大学時代にこそ、そのような機会に積極的にチャン レンジして成長することが大切だと思います。

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