地域企業に注目してみよう!
中四国の大学生が、就職先を考える際に、地元や中四国地域の企業を考える方も多いと 思います。
地域企業の方々がどの様な取り組みをされているか、いくつか考えてみます。
地元地域での地域定住者を増やす取り組みは、中四国の各県で積極的に取り組みがされています。そのような中で、地域企業も、行政や各種団体とネットワークをつくり「地域での活躍をよびかける」取り組みを粘り強く行っている状況があります。
先日、島根県の中小企業の経営者のみなさんに伺ったお話では、「地域企業の存在を知らせ、関心をもってもらうために、県内の全ての高校を回って説明会を開催している」とのことでした。都市の全国企業だけでなく、地域企業にも目を向けてもらう取り組みは自ら動かなければならいと考えられています。
一方で県外からの人材の受け入れをめざして、島根県での定住を考える方のために、 行政と連携しながら、豊かな自然環境の恵みを得て「仕事や子育て」ができるように 条件整備をすすめているそうです。
中四国の各県には、地域の生活協同組合があります。
それぞれの地元では、有力な地域企業の一つに発展してきました。先日、お話をうかがった地域の生活協同組合で
ある「コープかがわ」では、県内の8市8町と「包括連携協定」を結び、地域貢献の取り組みをすすめているとのことです。
具体的には、子育て支援、買い物支援、災害 時の支援、環境問題など持続可能な地域社会づくりなどを、行政を一緒に考えていく 体制づくりをすすめているそうです。
この様に、地域企業は、地元に密着して、様々な角度から、「地域への貢献」に懸命に取り組んでいることにも着目してみることが大切ではないかと思います。
これを機会に、自分の身の回りに目をむけてみることをしてみませんか。