環境の変化に対応する企業・採用活動
先週、いくつかの企業の幹部の皆さんと交流する機会がありました。
コロナ禍で企業の環境も大きく変化していますが、人材採用や育成の面からも大きな変化が起きており各企業も試行錯誤で取り組まれていることが感じられましたのでご紹介します。
現在は、コロナ禍で学生時代をおくった新入社員が入ってきている状況です。これらの 人たち(皆さんの先輩)を企業の幹部の皆さんはどのように見ているのでしょうか。
・大学時代は、大学の授業はリモートが中心、大学キャンパスへの登校自身が制限され、クラブ活動や学内行事なども大幅に縮小されたと思います。「ガクチカ」に一番困った世代です。
・入社した社員に対する幹部からの評価は、入社しても、研修も仕事もリモート対応で対面の機会が少なく、つながりが希薄になっている状況はつらいと思う。
従って、主体性や社会性が低く、チームや組織になじみにくい環境がるので、「社会人としてに意識を持ってもらう」ために企業としての工夫を始めている。
・新入社員だけでなく、中堅の社員にも同様のことが感じられ、今後企業の中心戦略を担ってもらいたい様な、中核人材も退職や転職していく状況が出始めている。
外資系の企業さんの話
・年に1回、全国の職員全員とその家族を沖縄にあつめて、「表彰やレクレーション」などを実施して、社員のモチベーションを上げる取り組みを行っているそうです。「一人の社員の生産性をあげることが会社全体の利益増加につながる」というシンプルな理由ですが、それを徹底するのが外資系のマネジメントです。
・全職員集合企画など、昭和の日本企業の様ですが、「今こそこれが必要」とい判断なのでしょう。そしてマネジメントに立つ人間には、「部下の一人一人と全人的に向き合う機会としてのワンオンワンミーティングを義務化したり」「部下のモチベーションを上げ、生産性をあげるための、サーバントマネジメントを徹底して研修教育して身に着けさる」ことを行っておられるそうです。
直近の採用活動・就職活動の動き
・コロナ禍をへて、大学は対面が復活しつつありますが、企業の採用活動は「WEBによる採用活動」が定着してきているようです。従って、全国各地の学生と会えるメリットがある一方で、最終面接まで、直接会う機会ないというハンデイーも出てきています。